N1文法 AであれBであれ AにせよBにせよ AだのBだの

N1文法

本日の学習コンテンツ

  1. AであれBであれ
  2. AにせよBにせよ
  3. AだのBだの

AであれBであれ

【意味】 A,Bの例を挙げて「AもBもCだ」という意味

後ろの文Cには「どちらも同じだ」という意味の文が来る

AだろうとBだろうと」とよく似ているよ。

「だろうが/だろうと」は後ろの文に「意外な文」がよく来るね。

例)雨だろうと風だろうと彼は休まず毎日ランニングをする。

【形】 名詞A + であれ

名詞A + であれ + 名詞B + であれ

サムライ先生

「名詞+であれ」しかないよね。

動詞や形容詞の場合は「~ろうが」で表現できると思うよ。

【例文】

練習れんしゅうであれ試合しあいであれ負けたくありません

1万円であれ100万円であれ大切なお金です

アルバイトであれ正社員であれ責任をもって働いてほしいです

日本人であれ外国人であれもちろん給料は同じですよ.

AにせよBにせよ 

【意味】AでもBでも・・・。(AにしろBにしろ)

「AでもBでも同じことがいえる」という意味だよ。

AとBは対立するものか、同じ種類のことばがくるよ。

【形】  動詞の普通形A + にせよ + 動詞の普通形B + にせよ

い形容詞A + にせよ + い形容詞Aの否定 + にせよ

名詞A + にせよ 名詞B + にせよ

 

否定形と一緒に使うことが多いよ。

例)安いにせよ安くないにせよ…

にせよ、暇じゃないにせよ…

【例文】

・N1を受けるにせよ受けないにせよ勉強してください

せよにせよペットを大切にしてください

英語を学ぶにせよ中国語を学ぶにせよ、続けることが大切ですよ。

AだのBだの  

【意味】 AやBなど 

話ことばとして使われるよ

不満非難の気持ちが入ることが多いよ。

【形】 動詞の普通形 + だの + 動詞の普通形 + だの

い形容詞の普通形 + だの + い形容詞の普通形 + だの

名詞 + だの + 名詞 + だの

【例文】

掃除しろだの勉強しろだの母は本当にうるさい

・息子はゲームだのテレビだのいつも部屋で遊んでいる。

・夫に料理を作っても、おいしくないだの辛いだの文句もんくばかりだ。

旅行だのエステだのつまはお金のかかることしかしない。

練習問題

(1) 息子は学校に行きたくないと頭が痛い(   )おなかが痛い(   )言い訳を言っている。

A であれ   B だの

(2) 部下(   )上司(   )社内のルールはしっかり守るべきだ。

A であれ   B だの

(3) やる(     )やらない(    )早く返事をしてほしい。

A せよ   B にせよ

答え
(1) B  (2) A  (3) B 

 

 

 

コメント