本日の学習コンテンツ
- ~を皮切りに
- ~をもって①
- ~をもって②
- ~に先駆けて
Aを皮切かわりに~
【意味】 Aをした後、次々に(各地で)Aをする

ツアーやライブ、講演など開催が続くものの時に使うよ。
後ろの文には「各地で開催された」などの文がくるよ。
【形】 名詞(開催するもの) + を皮切りに
【例文】
・東京ツアーを皮切りに全国ツアーが始まった。
・この映画は日本でのヒットを皮切りに世界各地で上映れることになった。
・そのラーメン店は東京出店を皮切りに日本全国へ展開した。
~をもって①
【意味】 ~で最後という意味

後ろの文は終了を意味する内容だよ。
本日、明日、今回+(をもって)はよく聞くよ。
【形】 名詞 + をもって

接続の形は気を付けてね。
【例文】
・この雑誌は今月号をもって終了いたします。
・この博物館は今年度をもって閉館させていただきます。
・本日をもって閉店となります。
~をもって②
【意味】 「~で」「~を使って」「~によって」 など手段を意味する

慣用的な表現もありますよ。
仕事の厳しさを身をもって知る(体を使って経験する)
【形】 名詞 + をもって
【例文】
・当選者の発表は賞品発送をもって代えさせていただきます。
・環境問題にどんな技術をもって対応していくべきか。
・誠意をもって接する。
~に先駆さきがけて
【意味】 ~で一番最初に価値のあることを始める

他よりも先に新しいこと(価値のあること)をはじめる。
世界や時代など非日常的な言葉がよく使われますよ。
【形】 名詞 + に先駆けて

名詞には日常的な言葉は入らないよ。
【例文】
・この映画は世界に先駆けて日本で上映することが決まりました。
・彼の発明は時代に先駆けた新しいものだった。
・弊社は他社に先駆けてIT技術を農業で活かすことに成功した。
練習問題
(1)この店は本日( )閉店いたします。
A を皮切りに B をもって
(2)東京のライブ( )全国各地でライブを行った。
A を皮切りに B を先駆けて
(3)世界( )新しい技術となった。
A をもって B に先駆けた
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