本日の学習コンテンツ
- 使役
- 使役+ください
- 使役受身
使役 Aさせる
【意味】 Aをするように指示する、命令する

「A(人)に+B(目的語)を+使役動詞」はよく使うよ。
【形】
Ⅰグループ
ない形 + ーせる
例) 読む → 読まない → 読ま+せる → 読ませる
Ⅱグループ
ない形 + ーせる
例) 食べる → 食べ+させる →食べさせる
Ⅲグループ
する → させる
来る → 来させる
【例文】
・子どもに野菜を食べさせる。
・彼女が来るのでお母さんに部屋の掃除をさせる。
・生徒に教科書を読ませる。
・新入社員に今年の目標を書かせた。

使役とは他人を使って役(仕事)をさせることだよ。
使役+ほしい/ください/もらう
【意味】支持がほしい。指示してくだい。支持をもらう

「ほしい、ください」はお願い。「もらう」は許可をもらう。
どちらも自分のやりたいことと考えていいよ。
【形】 使役動詞のテ形 + ほしい/ください/もらう

使役動詞はすべてⅡグループ動詞だよ。
【例文】
・この仕事は私にやらせてください。(私はやりたいので命令・支持してください)
・この仕事は私にやらせてほしい。(「ほしい」は「ください」よりインフォーマル。意味は同じ)
・今日は体調が悪かったので早く帰らせてもらった。(早く帰る許可をもらった)
使役受身
【意味】 指示や命令を受ける。

「使役+もらう」と同じ状況だけど、指示や命令はやりたいことではない。
【形】
使役動詞(Ⅱグループ)を受身の形に変える

受身への変化の方法は受身①と同じ!
※Ⅰグループ動詞の受身使役は省略形がある
働く→働かせられる(働かされる)
帰る→帰らせられる(帰らされる)
話す→話させられる(話さされる)「す」で終わるⅠグループの動詞は省略しない。
【例文】
・母親に野菜を食べさせられる。
・子どもに部屋を掃除させられた。
・先生に何回も教科書を読まされた。
・部長に今年の目標を書かされた。

「野菜を食べる」「掃除をする」「教科書を読む」「目標を書く」
すべてやりたくないこと。
やりたくないことを命令・指示されたという意味だよ。
練習問題
(1) 宿題は全部友だち( )やらせた。
A に B を
(2) この仕事は一人( )やらせてください。
A で B が
(3) 毎日夜遅くまで( )。
A 働かせれる B 働かされる
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